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1.詳細図作成

CADの基本操作が理解できたところで、次は、応用操作について解説します。
ランドスケープの図面を描く時に、よく使われる樹木、岩、流れの詳細図を描いてみましょう。

(1)樹木(平面)
①枝張りを1mとして作成するため、「円」ツールで半径500の円を描きます。
②次に、線、ポリライン、スプライン、円などのコマンドを使って「樹木(平面)」を作成します。
 また、芝や花壇などは雰囲気が伝わるように描きます。




(2)樹木(断面)
①線、ポリライン、スプライン、円などのコマンドを使って「樹木(断面)」を作成します。
②最後に、キャベツ模様の葉を描いて完成させます。各パターンを同じ密度で描くと、平面的でのっぺりとした木になってしまいますので、
葉の茂っている下側のパターン密度を細かくすることで、ボリューム感を出します。




(3)景石・飛び石(平面)
①線、ポリライン、スプライン、円などのコマンドを使って「景石・飛び石(平面)」を作成します。
②最後に、影をつけて完成させます。



(4)流れ(平面)
①線、ポリライン、スプライン、円などのコマンドを使って「流れ(平面)」を作成します。
②また、流れを計画する際は、下図のように役石を用いることにより自然な流れを演出できます。
 ・底石(そこいし):水面下に据える景石
 ・水切石(みずきりいし):水を分流するための石
 ・つめ石:大きな護岸石を支える石
 ・横石(よこいし):両岸に据え、流れの幅を狭め瀬をつくる石
 ・水越石(みずこしいし):水面下で水を盛り上げ瀬落しなどをつくる石





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