植栽計画
下記のように、基本方針を決定し、次にゾーンごとの植栽計画を行います。
必要に応じて、フラワーカレンダーなどを資料として添付します。
(1)基本方針
・樹木の良好な育成と郷土景観の保全を図ります。郷土色を醸し出す県の木、地域の特徴を示す樹種を導入します。
・施設内容、イメージ、周辺土地利用との関連、内部・外部景観を踏まえ、各施設で必要となる修景、緑陰等の植栽機能を考慮します。
・公園内外部から、見通しのきく植栽形態とし、明るい広がりのある空間づくりを行います。
・植栽樹木の選定に当たっては、計画地の自然条件に適応した樹木を選定します。
(2)ゾーン別植栽計画
①駐車場ゾーン
駐車場は人工的な空間であるため、花を取り入れた配色とし、緑を感じさせる空間づくりを行います。
主な樹種は、サザンカ、ユキヤナギ、レンギョウ、サツキ等とします。
②水辺ピクニックゾーン
公園利用者が集い、各施設に分散する空間であるため、花木を中心に四季折々の楽しい
雰囲気が演出できる植栽を行います。また、水辺には、水生植物を植栽します。
主な樹種は、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、エゴノキ、ハナカイドウ、ムクゲ、ヤブツバキ、ハナショウブ、カキツバタ等とします。
③ちびっ子広場ゾーン
広場内には炎天下の直射日光を防ぐために緑陰効果の大きい樹木を点在させます。
主な樹種は、サクラ、ケヤキ、ポプラ、キンモクセイ等とします。
④多目的運動広場ゾーン
広場は、ランニングトラックを除き、芝張りとする。外周部は高木と低木を植栽します。
主な樹種は、シラカシ、ツツジ類とします。
⑤外周緑地ゾーン
利用者を誘導し、花木を鑑賞しながら散策できる空間とする。
主な樹種は、ハナミズキ、ケヤキ、ネムノキ、コブシ、シラカシ等とします。